海ダン日記

サボリモード脱却のためにちょっと気分転換。
(きっとすぐ元通り)
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お花見もおしまいですな

とりあえず大阪は。
ということで、本日は
なじみぶかいですな
方面に花見に・・・行ってきたわけではなく、
もちろんお堀挟んで反対側





反対側
に行って来ました。
ちなみに城ホールは、倖田さんだったもよう。



坊ちゃま主演舞台「ULTRA PURE!」楽日にして初めて見られましたよ。
昼夜2公演を見せてもらって来たんですが、とりあえず千秋楽カーテンコールのご報告をば。

3度目のコール、健ちゃんがごあいさつ。
「週末の忙しい中、わざわざ来てくださってありがとうございました。」てなことを、ほんと一言。
もちろん、えーっ!?てな客席。
「だって他に言うことないよー。」と客席に(若干)キレてみせる健ちゃん。座長〜。
「皆さんから一言〜」とナイスフォロー客席♪
で、出演者順番に一言ずつ。

瀧川さん、やっぱり「ありがとうございました」くらい一言だけ。
まさか振られると思ってなかった様子。

福島さん「僕は大阪地元なので・・・。大阪の人はあったかくて良いですね。2階〜!元気か〜!後で飲もうな〜!」役柄まんまに若干空周り気味に元気よく。

大久保さん「皆さんに優しくしていただいて」てなことだったかと。

鷲マチ(懐かしい呼び方や〜)「三宅健さんはほんとに素敵な人で」みたいなことを言ってくれたような気がする。今書き出してみようと思ったらまるで覚えていないことに愕然とするぜ。
あとはとっても楽しかったてなことを。ちょっと涙声で。

健ちゃんを挟んで、隣は陽月さん、なんですが、その前にその向こうの磯山さやかちゃんが不審な動きを。
隣の西ノ園さんの陰に隠れてみたり。
どうやらうるっときちゃったらしい。
「だってー、真知子が泣くんだもーん(泣)」まちこ呼び、かわええ。

とりあえずは陽月さん
「暖かい共演者、暖かい観客の皆さんに囲まれてやり切ることができました」

皆があいさつするその合間合間に福島さんが茶々を入れてみたり。
(皆がまっとうなことを言うので)俺ら(瀧川&福島)アホみたいやないかーとか。いい加減お口チャックしますとか。
おかげで、どんな感動的なことを言われてもどんどん忘れるよー(記憶力の衰えを棚にあげる)

で、磯山さん、もはや大泣き状態。舞台上からも客席からもがんばれーと声があがります。
なんとか、「ありがとうございました」とあいさつを終え、隣の西ノ園さんが首にかけてる手ぬぐいで涙を拭いたり。なんかまだ役柄のまんまみたいだなー。

西ノ園さん
「これでやっと髭が剃れます!」たしかに。
希望者に千円で売りますとかそんなことを福島さんが言ってたような。

で、健ちゃん。
「僕はしめった雰囲気が好きじゃないので泣きませんよ。」
またまた〜って突っ込む客席&共演者(笑)。
「さっきも言ったけど、土日の忙しいときに、他にもたくさんお芝居が上演されてる中、ここに来てくださってありがとうございました。
今この時間、観に来てくださった皆さんとの時間は一期一会なので。」
うう、すまん。なんでこんなに覚えてないんだろう。こんな感じだったーくらいで勘弁して〜。

最後はもう1回健ちゃんだけ出てきてありがとうございましたとお辞儀。去り際に振り向いて、
投げちゅー、は、もちろんぶいっこの場じゃないのでやりませんけども、
もっかいお辞儀して去っていかれました。
かーわえかったのう。



さて、そんなほんわかした千秋楽だったのですが、
以下はあんまし楽しいこと書かないので、後味悪くしたくない人は
ここでやめといた方がよいですぜ。
どのみち終わったことだし。

えーと。お芝居についてですが。
実は、昼の部見て、夜はやめようかと思いました。
席が、到底買い手が付きそうにないくらいに後ろ&はしっこだったので、あんまりダンピングするのもやだな〜と思い、掲示板に出すのはやめましたが。
いや、役者はみんな達者だったし、それぞれ創意工夫もされてて十分なレベルだったんですよ。

お話がさ〜。
今回福島作品を健ちゃんで観られるなんて!と超期待してったのにさー。
ほんとに福島さんが本気で書かれたんでしょうか、これ。

スキー教室のとこで「ロマンスの神様」がかかったのは、本来ならシャレのはずですが、シャレになってなかったですよ。
全編通して、80年代の恋愛話にしか・・・。

百歩譲って80年代でもいいけど、お話のつくりが雑すぎるのはどうなんでしょう。

まず何より、「死が身近にせまっている」設定がまるで感じられない。これが致命的ですな。
光友くんが胃を痛くするくらいで(それも打たれ弱いといわれる)、誰も切迫してる様子ないんですけど。

作蔵さんが最初に別荘から家に行くとき「戻って来れないかもしれない」って決死の覚悟で出かけてったってのに、何で俊ちゃんはそんな簡単に神社に行って来れたの?
そもそもスキー場が営業できるくらいに雪が積もってる地域で、あちこち雪崩れてるのに、そんな簡単に歩けんでしょうが。
スキー場と別荘と親子の家と神社の位置関係がまるでわかりまへん。

別荘の外に出る人たちが上着も着てない違和感とか。
熊が出なきゃならない意味とか。
ついでに熊が外にいるからって何故家の明かりを消す?そんな人家を襲う熊が出没してる地域だったらもともとスキー場営業してないよね。
で、熊が目の前にいるって時に家を飛び出す俊太郎くんとか。
夜だよね?電気も止まってて一面真っ暗な冬山だよね?
「語り合えそうな気がする」は伏線になるのかしらとか考えちゃったよ。

年齢設定が訳分からん。
先生の「○○に住んでいた頃」ってのはネタでもいいけどさ、そしたらスキーの先生を20年なんて言わさなきゃいいのに。
和子ママも38歳の作蔵さんのおばあちゃんで100歳って、そこまでふかさなくてもいいのに。あまりにリアリティがなさすぎですがな。光子ですら89歳だってのに。
ついでに自分の母親を和子さんて呼ぶよりは、年寄りなんだからばあちゃんって呼ぶ方が違和感ないと思うんだけどな。

童貞捨てたら変われるかもしれないと思う俊太郎くんの変わらなきゃならない現状もよく分かりませんでしたな。

なんかもう色んなことが気になり過ぎて、見てるのが辛かったです。
えとね、設定ってのはご都合主義だろうが、筋が通ってたらいいんですよ。最後に無理やり通すんでもいいですよ。
取り繕おうとさえされてないじゃん。

こんなこといちいち言う方が野暮なんですかねえ。
でも、今まで見た福島さんのお話が良かったので、残念だって気持ちが大きくて。見たことない人だったらここまで思わなかったのになあ。

健ちゃんがどの女子より可愛かったことで満足しなきゃですよね。
わーん。

見苦しく失礼いたしました〜。
author : くらん | - | trackbacks (0)

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