木更津キャッツアイワールドシリーズ


11月28日(火) 木更津キャッツアイワールドシリーズ 100万人突破御礼舞台あいさつ @シネマライズ

とりあえず先にお断り。岡田さん一人ではどーしてもキャッツのぶっさんと言うよりは准ちゃーん視線ですので。ちょっと見苦しくファンモードレポだけど許してね。そんなことをいちいち断らなきゃなんない(と思う)のもまたキャッツということで。

壇上には椅子が4脚。岡田さんと磯Pと金子さんと井原さんね♪豊洲にも行った友達によると豊洲には磯山さんがいらっしゃらなかったようで。それは〜ボケしかいないじゃん。井原さんさぞかし大変だったんでは。

まずは井原さんが壇上に登場。最初に携帯切ってね〜とか注意事項を。キャッツの人たちは今までもずっと大丈夫でしたけどなんてリップサービスもあり。
「おかげさまで木更津キャッツアイワールドシリーズ、100万人突破しました。日本シリーズの時は12週かかったのを今回は何と4週で達成しました。これも皆さんのように見に来てくださるファンのおかげ。きっと何回も見られてる方も・・・その辺は後でまた壇上の人たちがいじると思いますので。この調子でお正月過ぎてもまだまだ頑張りますので」とかそんな感じでかるーく。シネマライズで井原さん仕切りってあ〜キャッツだな〜って感じ。私まだ前売り残ってるんでよろしく頼んますよ。

てなことで、ゲストの皆さま登場。准ちゃん登場にきゃーがいつもよりおとなしめな気がしたのは、遅い時間で客の年齢層が若干高めだからかなあと思ったり。
准ちゃんは私服〜でしょうかねえ。キャスケットにレザージャケット、穴あきというほどではないけど加工の入ったジーンズ(かな?) ただでさえ映画館ってあんまり明るくないのに帽子で顔がかげっちゃって見えないじゃんよう。でも礼するときとか帽子取るしぐさがそれはそれで可愛い〜(バカ)。磯山さんも金子さんもいかにも私服〜といった感じ。舞台左から金子さん、ぶっさん、磯P、井原さんの順です。

着席の前に一言ずつごあいさつ。
まずはぶっさん(井原さんはキャッツは皆役名で呼んでくれるので嬉しい)
「100万人突破ということで、今日もこんなにお集まりいただきありがとうございます。(会場を見回して)さっきの豊洲にもいらしてた方いらっしゃいますね。そんなに好きですか。」とか。
「今日はトークショーということなのでがんばりたいと思います。」ほほ〜頑張るのか。
「あと、この後映画なんですけど、ちゃんと最後まで見てくださいね。」ことキャッツに関してはこだわるよなあ。

続いて金子監督
やっぱり「100万人突破ありがとうございます」から。「興収15億ってこんなに儲かって嬉しい」とか何故か守銭奴モード(?)で。
「僕、磯山さんに今が人生で一番の時って言い続けてるんですけど、やっぱり今が一番だと思います。」
このとき、金子さんの後ろで物音が。岡田さん、その場で立ってりゃいいのにわざわざ後ろに下がろうとして椅子にぶつかった模様。それでも椅子と椅子の間に無理やり入り込む。どーしていつもそう後ろへ後ろへなんだよ。

磯山さん
「たくさんの方に見ていただきありがとうございます。私事ですが、先日法事がありまして」めちゃくちゃ私事じゃないか〜っと3人総ツッコミ。
「私、姉がいるんですが、その姉が映画どうなのって言うのでおかげさまでヒットしてる旨を話したら、『よかったわねえ、正直ドラマの2話の頃は妹が作ったドラマじゃなかったらとても見られたもんじゃないと思ってた』と言われまして、そんなこと考えてたんだーと思いました」
この辺で、何故か磯Pの顔をのぞきこむ准ちゃん。何故そこで見つめあう〜?
ぶっさん「泣いてんのかなーと思って」泣く話かよ。

ごあいさつ済んで一同着席。それまでも帽子かぶったり取ったり落ち着かなかった岡田さん。ようやく帽子はとることにしたらしい。客席、思わずきゃー。
驚く井原さん。「あ、帽子とったのね」と納得された模様。
帽子を椅子の下に置くか自分の背中に置くかとごそごそしたりてなあたりがもーいかにもじゅんこでさあ。かわええ〜ようもう。

井原さん「今回は上映前ということで・・・ってここに来るような人はもう見てるか。ちなみこれが初めてという人〜?」
・・・・1階にはいないみたいですねえと壇上の人たち。2階は〜あー2階にはほんの数人いたのかな?
「何回見たとかもう聞いたの〜?」と金子さん。聞きたくてしょうがないらしい様子が可愛らしいなあ。
じゃあオークションやりますかと井原さん。しょーがねえなあって感じで(笑)。
1回、2回、3回・・・(ちなみに自分そろそろ何回見たのかすぐにはわかんなくなってきました。)しまいにゃ25回とか言う人が出てきました。す、すげっ!
壇上の4人もびっくり。「チャンピオン!」と何故か両手をあげる准ちゃん(なんだそりゃ)。
念のため、25回以上はいませんか?と井原さんが聞くもさすがにいなくてもっかい「チャンピオン!」ポーズ。なーんか今日の岡田さんは何か悪いもんでも食ってきた?ってくらいオカシイんですけど。

「では、見てない人のために、見どころを」とぶっさんに振る井原さん。 ほんの数人の初めて見る人の為に、ネタバレを避けようとする4人てば。公開からもう1ヶ月たってるというのにどうしても素で見て欲しいと思うあたり、しかもそれが4人とも一致してるところが良いなあ。

「見どころ〜?え〜?何を言えばいいんだろう。最後の作品ですので、これ以上は無いものと思って作りました」とかしどろもどろに。全然見どころの話じゃないじゃん。
しまいにゃ「どこですかねえ?」と金子さんに聞く准ちゃん。
「僕は見どころはって聞かれたら全部って言います。」キャッツについてはほんとに胸張ってるよなあ金子さん。
「だいたいそういう時は僕を見てくださいって言うんだよ。」うはは、岡田さんには絶対無い言葉だ〜。
「じゃ、じゃあ、僕を見てください」じゃあって何だよ。

井原さん「木更津キャッツアイはこのたび木更津市民栄誉賞を受賞されましたよね。今回は磯山さんもいらしてるのでその辺の話を」
磯P「木更津市にはもうほんとにお世話になりまして。もうこっちが表彰したいくらいですよね。」ここまではまあ普通。
「ドラマの頃の木更津市長さんは脱税で捕まっちゃいまして。」わーそんなことあったなあ。
「私ら一応始まる前にごあいさつに行ったんですよ。ドラマでは美礼先生の自宅として使わせていただいたお宅のお隣が市長さんのお家で、ああ確かになあって(わー確かにあの辺すごい家ばっかじゃんって言うかどこまでぶっちゃけるつもりなんだ磯P)」
「確か7話を撮ってる頃だっけ、捕まったんですよね。(「もうちょっと前、美礼先生にボール渡した頃」と突っ込む准ちゃん。4話の頃すか?)その話を聞いた頃ちょうど視聴率もどん底の頃で、市長は捕まるわ、視聴率も悪いは木更津ダメダメじゃん」などと全然栄誉賞の話どころかって展開なんですけども。
「その元市長さんの家のそばに公園がありまして(はいはいあそこね、とすぐ頭に浮かぶ私たちもどうよってとこですが)、あそこでサンマ焼いたことがありましたね。すごい煙が出てご近所から苦情が来るんではとヒヤヒヤしたり・・・」ますます脱線気味です。

気を取り直して(?)金子さん
「木更津キャッツアイは、ひどい映画で。頼めることはファンに頼めということで。
だいたいひどいですよね。朝6時に集合させて寒い中に延々立たせるは携帯切れートイレ行くなー弁当も無し、挙句に球場の整備はさせるわ、それでロクなお礼もしないで。ほんとすみませんでした。この中でエキストラに来てくださった方いらっしゃいますか?」
何人か手を上げる人。「おお〜いるんだ〜」といきなり後ろから声。私たち最後列だったんですが、後ろにはキャッツスタッフが何人か見ていた模様。うわーん誰〜っ?ものすごーく後ろ振り向きたかったっす。見たところでわかんない可能性のが高いんですけどもさ。日本シリーズの時のこともあるからさ(笑)。
「球場整備してくれた人は?あの徹夜のとき?ではないんだ?」とか金子さん直で話しちゃってます。その辺の話は、某氏から伺ってまして、正直エキストラ参加よりそっちの方が断然羨ましかったっす。この場に某氏がいらしたらよかったのになあ。

「モンゴルだったら暴動起きますよ」と突然入ってくる岡田さん。何事!?
「モンゴルでロケをやった映画で、水を飲ませろってエキストラの人たちが騒ぎ出して・・・」なんか語り始めたぞ。
「で、水を積んだトラックがようやく入ってきたとき、それに人が寄こせーっと走ってく様子が、これは良い絵だーって監督が大喜びで撮ってたって」てな話のようで。
「それゴミンゴの時にやればよかったなあ」と金子さん。「出来ないけどね」当たり前じゃ。
映画のタイトル名まで言いそうになって慌てて止める井原さんがおかしかったっす。あたいと同じお名前(本家ですからっ)が出ている映画ですわな。

「撮影中の面白話とか紹介してください」と振られた准ちゃん。じゅんこがそんなツボを覚えてるわけないじゃーん(一応ファン)。
ということで、何か言ったっけな。左右になんかあったっけ?と聞いてただけのような・・・。
で、磯Pが。
「準備稿を持ってったとき、ぶっさんに俺の出番もっと少なくていいんじゃない?って言われてちょっとショックだった」と。
「最初のー、ああこれ言っちゃいけないんだ、とにかく最初の方のシーンについてですね、これ無い方がいいんじゃないって言うんですよ。何を考えてんだと思いましたね。」
これに対して岡田さん懸命に反論。
「だって、ワールドシリーズはバンビ目線のお話で。キャッツがどうやって大人になっていくかを描く物語な訳で。あーもうぶっちゃけますけどー、俺もう死んでますからっ!だからあんまり出ちゃいけないかと思って。そもそも普通だったら主人公はバンビで、友達が死ぬって話ですよね。ぶっさんはちょっとおかしい人で。(「最初死ぬのはバンビって話もあったよねー」と磯P) それが主人公が死ぬ話で。今回はやっと普通に戻って友達を亡くしたバンビとマスターとアニと、うっちーはまあいいや(うっちーの立場は(笑))、が大人になる話なんですよ。木更津キャッツアイってリアルなところがよかったと思うんです。本当に木更津のその辺にいるような男の子たちの話で、でも本当に大人になっちゃうとあの頃は良かったなあってでも明日仕事早いから今日はもうとかってつまんないし・・・(わーぐるぐる回りだしたぞ)。なのでもう死んじゃってる人が出てくるのは回想くらいでバンビたちの話にした方がいいって言ったんです」(すみません、准ちゃんのあまりにとりとめのない話を再現するのは不可能でした。)
「あいかわらずオチのない話だなあ。」わー磯Pバッサリ。最高!
「そんなのつまんないじゃんって一蹴しました。だいたいさ、こっちがどうやって出そうかって苦心して作った話をあっさりいらないんじゃないって」
「ひどいよねえ」と金子さんも同調。「岡田くんは監督目線なんだよねえ」とか。
「磯山さんにはいっつもけなされてばっかり。エロスが無いとか・・・」
「それはキャッツ以外の現場じゃない?」
「いーえ、キャッツでした」
「言ったっけ、そんなこと〜?岡田さんはいい役者さんだけど、正直すぎるというか、もうちょっと危険な香りが欲しいなあ、そしたら更に先に行けるのに〜なんてことでしたっけ?」それは大賛成だー磯P!
「危険な香りってどういうことなんでしょうねえ?」と金子さんに尋ねる准ちゃん
「日曜大工しないってことだよ」きゃーすてきー!
金子×磯山対談だと、金子さんが磯Pに一方的にやられる構図ですが、今日はさらにその下をいくボケがいますからね、金子さんもナイスツッコミを。

そう言えば、さっきの准ちゃんのよくわかんない発言の中でぶっさんの登場について何故かゴミンゴを持ち出したりなんてことがありまして、金子さん「ゴミンゴみたいに出たかったの?」ダメだ、想像するだけで笑えるわ。

そんなこんなで井原さん、「今日のトークショーは予定20分ってことだったんですが・・・。ああもう超えてますね。」
ということで最後に一言ずつ。

磯山さん
「皆さん、今まで応援してくださってありがとうございます。これからまた同じように愛していただける作品を作っていきたいと思います。そのときはまた岡田さんにご一緒していただけると嬉しいです。そして、木更津のことも忘れないでください。」忘れるわけないじゃん。

金子さん
「実はさっきの豊洲の舞台あいさつで、岡田くんが陰で僕のことをラストエンペラーと呼んでいたということが発覚しまして、それが僕もうとってもショックで頭がいっぱいで・・・。」
「あれは僕だけじゃなくてキャッツ皆で言ってたんですよー」と反論准ちゃん。
「でも名づけたのは絶対この人だと思います!」と金子さん。何この仲良しさんぷりはっ。

「木更津キャッツアイは、僕の中で間違いなく一番の作品です。この先これを超えて行かなときゃとも思っています。」
あと、キャッツにばいばい言えない人はそれでもいいので仲良くつきあっていってくださいみたいなこともおっしゃっていたかと。

で、ぶっさん。
「キャッツには僕たちの5年間の思いが詰まっています。キャッツはやはり金子さんしか、ラストエンペラーしか、・・・すみませんもう言いません。日本シリーズの時に監督がかぶってらした帽子がラストエンペラーみたいって話してたんです。金子さんしか撮れないと思いますし。
キャッツの現場ってほんと皆ノイローゼになっちゃうくらい、ノイローゼはちょっと違いますけど(要は体壊すくらいってことが言いたかったんでは)、皆が思い入れててすごい現場だったんです。そんな磯山さんの作品に関われたことはとても幸せなことですし、オリジナルの作品がこれだけ世の中に受け入れられるというのは、業界的にも珍しいことなんですよ、そんな作品に関われてとても光栄です。」

えーとね、まだもうちょっとおんなじことをぐるぐる話してましたよ、もう疲れたから書かねえけど。
最後はにゃーとかやりながら帰って行かれました。最後のあいさつの中で「生んでくれてありがとう」なんてことを准ちゃんがおっさっていたのだけども、それはこっちのセリフだーと心の中で叫んでおきました。
今日の衣装がもうキャッツじゃないのとかも含め、目の前にいるのは岡田准一であって、ぶっさんではありませんでした。それは金子さんにしても磯Pにしてもそう。誰よりもキャッツを愛していて、キャッツに関わっていた人たち。でも彼らの使命は既にもっと先にあるんだよなあ。その出発の場にいさせてもらったような気がします。そんな彼らをこれからも見て行けるのは幸せなことだよなあ。


10月28日(土) 木更津キャッツアイワールドシリーズ 初日舞台あいさつ @池袋サンシャインシネマ 1回目

初日からもう1ヶ月。今さらですが、初日舞台あいさつ。既にまるで覚えてませんが、読めないメモから無理やり再現。一応書くつもりだったのでまだ公式その他人様のレポ読んでないのよ〜(とりあえず言い訳)。

最初に今日の進行、おなじみアスミックエースの井原さんが一言。
日本シリーズを経て、ワールドシリーズ。アメリカではご存知の通りワールドシリーズ、カージナルスが優勝決めたところですが、いいタイミングで初日が迎えられたと思います。

ということで、いよいよキャッツメン登場。表ユニフォームなキャッツそろい踏みでございます。きゃー。

順番に一言ずつごあいさつは、まず首謀者の磯Pから。
5年にわたるキャッツもいよいよおしまい。若かった彼らもあっという間にキラキラするようになって感慨深いとかそんな感じ。

ぶっさん
「こんなにたくさんの方に来ていただいて初日が迎えられ、とても嬉しいです。
今日始まる前に聞いたんですが、今回は相当大ヒットしちゃう感じらしく、一日で僕ら調子に乗っちゃってるくらいです。
みなさーん、おもしろかったですかー!?」
「おもしろかったよー!」と叫ぶ客席に、満足げに笑って「にゃ〜」
「最後のキャッツをまた見に来てください」

バンビ
バンビったらのっけから30年後バンビのモノマネで自己紹介。素敵!
「ワールドシリーズは5年間の集大成、個人的にはドラマの時は僕19歳で、いわば青春はそのままキャッツにあると言った感じで。その終わりの始まりは寂しくもあります。・・・・って何で皆ほっとくの!?」
バンビに語らせてる間、わざと雑談を始めちゃったりするキャッツでした。

うっちー
マイクの音が出なくて、えーと誰に借りたんだっけかな。そういうことは速攻でぶっさんぽいけどダメだ〜忘れた〜
まず最初に「にゃ〜」
「さっきぶっさんがやってるの見て、自分もやりたかったんです。」とな。
「キャッツ、まあ〜こんな感じで終わります。あとはそれぞれ勝手にストーリーを作ってくださいな。皆の頭の中でキャッツの世界が育っていくのが嬉しいです。」

マスター
「木更津キャッツに入団して5年。ついにこの日が来てしまいました。
今日を限りにこのユニフォームを脱ぎます。」
客席「え〜っ!?」
「だって(今)見たでしょ!?この後は皆さんが育ててください。」

アニ
「え〜と〜どうしようかな?(キャッツメンを見回すアニ 笑)
いっぱいいますね〜。
今日でアニを卒業します。
みんな、俺をスターにしてくれてありがとう!(キャッツメン爆笑)
これからは、アニをキャッツを超えられるよう頑張って行きます。」

金子監督
「まだ終わんないな。初日が終わるまではバイバイしません。(相変わらず往生際悪いです 笑)
でもこれからはまた、違うところで頑張ってやっていきたいと思います。塚本さんほどの成長は見込めないかもしれないけど(笑)」

ほんとに各人一言ずつしゃべっただけでした。
でも最後にぶっさんの「ご唱和ください!」が。最後にキャッツメンとキャッツニャーが出来たんです。思い残すことはございません。
そんな短い舞台あいさつの間もキャッツメンは終始ご機嫌で、互いにこそこそ話したり〜てなあたりを私としては一番書きたいのに寝かせすぎて覚えてないのが悔しいっす。あとは、DVDにフルで入れてくれることを祈りましょう。


2月6日(月) 木更津キャッツアイワールドシリーズ 制作発表記者会見

会場はエルセルモアクア21。どっかで聞いたような〜と思ったらあれですね、バンビが北枕ダメ!とか言ってたホテルコスタルナのお隣の結婚式場。前回は竜宮城、今回も木更津で開催というのが嬉しいですね。
駅から勝手知ったる道を歩いていたら後ろのおぢさま達もエルセルモに向かっている模様。「こっちでいいんだよなあ」と招待状握り締めて不安げ。だいじょぶよん。ちなみに帰りも木更津東映はどこだっけ、富士館はあれ?とムービーランドの前で話されているおぢさま達がいらして、ものすごく説明したくなりました。ふふ。会場についたら既に入場待ちの結構な列が出来ててびっくり。並んでる人たちの会話を聞いてても、皆さんもちろんお仕事でいらしてるんですが、ちゃんとキャッツにも詳しくて、気合入ってるなあ。

前おきはともかく。
最初にまず写真撮影会。磯P、金子監督、キャッツ5人、クドカンで数分、その後キャッツのみでニャーとかやってた模様。というのは報道陣の人垣でまるで見えなかったのよ。右を向いてニャー、左を向いてニャー、最後に正面でニャー。途中なにやら笑いも起こったりして、誰が何をやらかしたのかってたぶんあの二人のどっちかだと思うんですけどもね。

撮影会のあと、仕切りなおして上記メンバー登場。きゃー生で5人揃ってるの見るの初めてなんですよーきゃー。もうこれだけで十分です。思い残すことはありません(ウソ)。でもそのくらいしやわせです。

並びは向かって左から磯P、金子くん、マスター、バンビ、ぶっさん、うっちー、アニ、クドカンです。

あいさつは磯山さんから。
まずは遠いところ寒いところにお集まりいただきと感謝の辞。キャッツが自分たちスタッフにとってもキャストにとってもいかに特別な作品であるかということ。
で、今回ワールドシリーズをやることになったのは、前回奇跡的に映画化され、奇跡的にヒットして、また当てたいななんてところもありつつ、とにかく皆で集まりたかったのが本音です。とのこと。毎日楽しくて楽しすぎて皆さんに引かれないようおさえつつも楽しくやっております。

金子監督
もうすぐ雪が降ってきますが、この中は(自分たちの気持ちも含めて)とても暑い(熱い?)ですからこの気持ちのまま皆さんもいい気持ちで帰っていただけると嬉しいです。
僕にとって一番大事なキャッツをまたやれるのは、ドラマ時代から応援してくださったファンの方々のおかげです。2000年からずーっとキャッツキャッツ言ってて、まだこの先来年くらいまでこれを続けられるのはとても幸せです。
でも今回とうとう最後です。えーとーヤです。(この言い方がよかった〜) でもこの時が来てしまいました。とにかくもう好きなことを好きなだけやっちゃおうよとスタッフで話してやってます。もうこの現場を皆さんに見せてあげたいくらい楽しいです。どうなっちゃうのかと思うくらいですけど、きっといいものが出来ると思います。

「今回はほんとに死んだのか!?」と紹介されたぶっさん
寒い風の吹く木更津に来てくださってありがとうございます。
連ドラから日本シリーズ、そしてやっと(って言った)ワールドシリーズ、とやれて幸せです。変わらないキャスト、だいたい変わらないスタッフと愛情のある作品を作っています。ちゃんと「木更津キャッツアイ」にバイバイと言える作品になればいいなと思います。ぜひ宣伝の方、よろしかったらお願いします。(おお〜そういうことも言うんだ)

「初代ミスター木更津」バンビ。(もう今は違うのかしら?)
現場でスタッフやキャストの会話の中にドラマや映画時のセリフがしょっちゅう出てきて、皆に愛情を持って取り組んでる作品だなあととても感じます。ギャラリーの方々も普通地元の方たまたま通ったとかと思ってたら、遠くから作品のファンの方がわざわざ来られてたり。日本シリーズより、というと何ですけど、ワールドシリーズもより良い作品に、画面から愛情が溢れている作品になればいいなと思います。よろしくお願いいたします。

「実は活躍している陰の立役者、木更津キャッツアイのトラブルメーカー(どっちや)」うっちー
がんじがらめです。何でかというと言っちゃいけないことが多すぎて。言っていいことというと本気で走ったり、本気で笑ったり、本気でぶつかったり、一同楽しくやってます。いいものになると思います。ご声援よろしくお願いします。

そしてやっぱり場が盛り上がるのはこの二人
「木更津キャッツアイのファーザー(???)」マスター(ええ〜?という感じで顔を見合すキャッツメン)
皆さんこんにちは、ファーザー役の佐藤隆太です。(この辺さすが隆太くんだ)
磯山さんや金子監督もおっしゃってましたが、今回またやらせてもらえるのはファンの皆様のおかげだと思います。それだけにファンの方々の期待も大きくなっている訳で、それに応えるにはどうしたらいいかなと思ってます。どうしたら今までのものを越えられるかなと。

でも、木更津キャッツアイを超えるのは結局木更津キャッツアイなんではないかと。(急にトーンがあがりましたよ)
つまり(と合いの手を入れるキャッツ4人)打倒!木更津キャッツアイ!
しかし(これもキャッツメン)万歳!木更津キャッツアイ!(おお〜とキャッツメン)

ありがとうございました〜。(・・・何を嬉しげに打ち合わせをしとるんじゃ奴らは)

「プロ野球で活躍する弟をもつ(そんな紹介かよ)、木更津のギャンブラー」アニ
ドラマが始まる頃、僕は18歳で、こんな大きな役をやるのは初めてで期待と不安でいっぱいでした(既に妙〜に笑いの起こっている会場内)。
そして、日本シリーズ、ワールドシリーズ。顔合わせの時、磯山さんが言ってました。「今回褒めあって終わろう」って。はい、褒めて伸びます!今回もすごいいいものになってます。そしてこれでちゃんと皆さんにお別れが言えるような作品になってます。今回も僕、最高です。(場内爆笑、そして誰よりもウケてるのがぶっさんだったり)

クドカンさん
数年前、木更津の続編を書いてくれと木更津市長さんからお手紙を直々にいただきました。かなり悲鳴に近いものでした。それと抱き合わせ(?)で千葉イメージアップ大賞というのもいただきました。(木更津関係者大うけ) ところが僕、宮城ゆめ大使というのもやっておりまして(笑)、もうそろそろ千葉から離れた方がいいかなと。そういう意味で今回完結編を書きました。(そんな理由かよ 笑)
ワールドシリーズ、本来なら日本シリーズでやるべきことがあったんですが。それはまあ日本シリーズの時はキャストもいっぱい呼んじゃってそれぞれ皆さん見せ場を作らなきゃなーと思ってたらそこまで行き着かなかったと(おいおい)、まあそんなことで、今回は最初にやろうと思ってた内容だそうな。へー。

引き続き質疑応答。媒体名を最初に言えってマスコミじゃないとダメなのね。まあねえ、もし私が一応仕事で質問するとしたら壇上の人たちじゃなくて井原さん方面だもんなあ。※ここから多少ネタばれな話もございますのでご注意!







最初はぴ○の方。
「今回はぶっさんが死んで3年後ということですが、この3年キャッツの皆さんはどんなことをしていたのか、ぶっさんは今回どんな形で登場するのかお聞かせください」(いきなりめちゃくちゃネタばれな質問です)
まずはぶっさんから〜。どうしようとまわりをみまわすぶっさん。「えー色んな形で出てきます」「たとえば回想シーンとか?(質問者)」「回想シーンもあります」必要以上のことはしゃべらない作戦らしいです。
バンビ。「僕は市役所に勤めてて、公務員やってます。」(お〜)
「ドラマの最終回のぶっさんの三回忌のシーンでスーツ着てて、その時裏設定では銀行員とかそういう感じになってたんですが、今回公務員ということで、無事職に就けることになりました。なのでずっとスーツです。」
うっちー。「うっちーは〜、木更津の治安とか環境保全を・・・」(パパを継ぐわけ?)
マスター。「僕は今回、結構かなしい話が続くんですが・・・。」(それは野球狂の変貌と関係するのかしら)
「でもおかげさまで野球狂の詩2号店ができることになりました。」(それなりにご活躍のようです)
アニ。「アニはずっと無職のイメージがあるんですが、一応今はやりのIT関係を少々・・・」(少々って何だよと突っ込むキャッツメン。あー今さらながらアニってキャッツの末っ子なんだなー。キャッツがもう見守りモードなんだもん)ま、口ぶりからすると限りなく無職に近そうな気はします。

伏字にしようもないアルファベット1文字の雑誌
「前回の氣志團みたいに音楽的な動きはあるのでしょうか」
磯P「KICK THE CAN CREWのMCUさんとのコラボレーションがあり、先日レコーディングも終えました。」とのことです。

地元タウン誌のF。壇上一同最敬礼なのがおかしかったり。
「久しぶりの木更津の印象は?」
ぶっさん「人が温かくて。いつも着替えの場所を提供していただいてるお宅ではキュウリを差し入れてもらったり(出たよ)、豆の煮物を出していただいたり。ご飯食べてに行くとまけてもらったり。」なんかみみっちいな。
バンビ「金田(野球狂のあたりですな)には他の仕事のロケで来たりするんですが、キャッツで来ると景色が違って見える」とのこと。で、やっぱり皆でご飯食べに行ったとき、ただの定食なのに刺身やらなにやら食べきれないくらいつけてくれたりとか。
うっちー「皆さん言ってますが、木更津の人は温かい。アニが撮影の合間に行ったパチンコで勝たせてもらったのも木更津の方が操作してくださったからかと。」(隣で抗議するアニ)「おかげでおでんが食べられましたー」とうっちー。ほんとおもちゃなアニです。
マスター「ここは何かプチエピソードを披露しなきゃいけない雰囲気ですかね?」ということでこの前のはなまるにキュウリの漬物を無理を言って届けてもらった話とか、お茶を差し入れてもらった話とか。
アニ「パチンコではほんと勝たせてもらってます。」あと、「佐々木写真館の方々には息子のようにしてもらってて、木更津は第二の故郷です!」とのこと。
磯P「今回は市役所の方にも大変ご協力いただいて。」(池袋のときと比べると感慨深いんだろうなあ)
金子「木更津は絵になりやすい風景が多い。あんまり褒めると他のチームも来ちゃうのであんまり広めたくないんですけど」
クドカン「以前来たとき市場(わくわく市場?)であんたサインしていきなさいよっとその辺のダンボールをびりっと破ったのを出されたことがあったんですが、それがちゃんと貼ってあるか帰りに確かめてきたいと思います。あと、木更津はやっぱり冬がいいです。」

キ○マ旬報
「ドラマ時のゲストキャラが出てくるようなことは?」
クドカン 「今回は3年後ということで、新キャラクターはたくさん出てくるんですが。犬島くんとか出てもらえればよかったんだけどお忙しいようで。まあ出会いがあれば別れがありますので。」ちなみに氣志團ちゃんは我々が声をかけなかったというかまあ向こうから卒業ということで、とか言ってました。

デイ○ースポーツ
「今回スケールアップしてるポイントは?」
クドカン「外人がいっぱい出てます(場内爆笑)。」
「言えないことが多くて・・・言い過ぎてたら止めてください(おい)。今回は木更津を一歩も出てません(え?)。前回は島行っちゃったりとかありましたけどね、そういう意味ではスケールダウンか。」これは今回一番の問題発言かと。
「あと、前回はあまり野球のシーンが無かったので、今回はちゃんと野球やろうかなと。まあスケールアップというよりグロウアップ、成長するって意味だよね?(と中央に向かって確認)という方向で。」岡田さんラジオの「growing reed」を踏まえてということでいいのかしら、准ちゃんがにっこりしてました。

最後の質問。ということで当てられたのは制服の女の子二人組。地元ポータルサイトから派遣されてきたらしい。サクライさんとオカダさんというのはたまたまなのかしら。
「キャッツの皆さんが木更津の市長だったらどんな町にしたいですか」
最初に答えなきゃならないぶっさん。大困り。「どういう町にすればいいんだろう?」と周りに助けを求めたり。
「個人的には今の木更津が好きなんですけどね。いつの間にかコンビニが無くなったり、立派な建物が中空き家だったり。」それは褒めてるのか!?さすがに本人もまずいと思ったらしく「経済がまわる程度に」とか何とか言い訳しとります。真っ赤になっててか〜わいかった〜。
バンビ「今でもキャッツのロケ地を目当てに来てくれる人が多いですが、もっと木更津全体を恐竜パークを凌駕するような一大アミューズメントシティにしたいと思ってますね」それは公務員としての使命ですか?
うっちー「恐竜パーク・・・自分を見つめ直すには大変いい場所だったんですけどね。(うっちー、あそこで何やってたんだ!?) ぶっさんと同じで僕も今くらいの木更津が好きなんですけどね。自分の田舎も似たような感じで。」
マスター「僕は野球狂の詩をあの場所でほんとに営業出来たら。」それから「赤い橋にキャッツファンの落書きが書かれていて、ほんとはいけないことだと分かってるんですが(何度も言い訳してました)、でも僕はあれにすごい感動したので、どうしても残して欲しい、つか残せ」だそうな。
アニ すみません。覚えてない上に自分のメモが読めねえ。「ワールドシリーズが何たら」と書いてあるらしいんですが。一応今回録音OK(もちろんこんなことをするためではない)なんですが、この辺聞き取れない。そもそも途中からテープ起こしが面倒になってきたので、結局いつもの記憶に頼った創作に近い感じです。意味ねー。

そんな感じできっかり1時間の会見でございました。ぶっさんは隣のうっちーと内緒話したり、でもいつもよりはごそごそしてなかったかな(どんなんや)。とにかく皆が楽しそうで、そんな彼らを見てるこっちも嬉しい〜って単純。
それから、プレス用資料をいただいたのですが、もう〜これの磯P、監督、クドカンのコメントがどれもこれも泣けるったら。ほんとね、この人たちには勝てないよね>Mさん。
もう朝のワイドショーの始まってる時間なので今日のとこはこれでアップします。プレスについてはまた明日〜。

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