木更津キャッツアイ日本シリーズ

いまだに好きで好きで好きでたまらない「木更津キャッツアイ」が映画化!これが正気でおらりょうか。感想はそろそろあげたいなー・・・
今んとこイベントレポコーナーですな。

1月26日(月) クドカン×猫田トークショー @ シネマライズ 

えーと。いやーさすがに月曜日は行けないよーとか言いながら、気がつけば会社抜け出す裏工作を始めていた私。いやー困ったもんだ。ということで、井原さんも最初におっしゃってましたが、キャッツ絡み最後のトークショーです。

いつも通り、最初に井原さんが登場。で、まずクドカンを紹介。のっそりステージに上がってきたクドカンさん、どーもーとあいさつしたはいいが、ゲスト用の椅子どっちに座るのか案内をされていなかったらしく、ウロウロしてます。井原さんは既に次のサダヲちゃんを呼ぶため背を向けちゃってるのでそんなクドカンに気付かないところが笑えます。立場的にふつー真ん中だろうと思うんですけど、自分ではそれを当然と思ってないあたりがクドカンさんらしくていいなー。

続いてサダヲちゃん登場。暗くてよく分からないけどサダヲちゃんの格好にしてはおとなしめ? 一昨年の暮れ、新感線芝居を見に来てたサダヲちゃんは赤いチェックの上下、パンツはもちろんショート丈、お前はロンドンのパンク小僧かてな格好でしたのでね。で、サダヲちゃんにオレこっちでいいんだよねーてな感じでまだ困ってるクドカンさん。

とりあえず最初に数字の報告をと井原さん。興行収入は13億5千万、動員は102万人までいったそうですぜ。この手の数字はもちろん無茶な繰り上げとかするもんだとは思うけど(オイ)、それにしてもすげー。関東関西名古屋地区の視聴率1%というと26万世帯くらいなんだそうで(ビデオリサーチ社)、ものすごーく単純に考えるとキャッツの平均視聴率10.9だっけ?あのドラマ見てた人の4割が金払って見に行ってるってことかい?(自分も含めリピーターがどんだけおるかとか世帯数=視聴者数じゃねーだろとか根本的に計算の仕方が間違ってますが気にしない)
井原さん、クドカンに「ピンポン抜いたんだよー」と報告。クドカン「へー、窪塚くん出てないのにね。」ひ、ひでーよクドカン(大笑い)。岡田ファンとして笑ってていいのかって話はありますが。
おめでとーっ!と叫んだ男性に、「テンション高いねー、ごめんねーこっちこんなで、これからだんだん(テンション)上がって来るからよかったら最後のあたりでもう1回言ってくれるかなー」とクドカンさん。うわーい、だるだるで楽しいぞー。
この辺の話だったか、キャッツのメンバーも皆ここ(シネマライズ)に映画見に来てくれてるんだよと井原さん。ぶっさん来た、バンビも来た、アニ、マスターももちろん、マスターなんてこの前のトークショーの前日見に来て、徹夜組に見つかってんのなーんてこの前のトークショー話など。で、うっちーだけは見に来れてないそうです。舞台やってたしねー。

それぞれの近況報告。
クドカンさんの今後の映画の予定は、まだ言っちゃいけないのが2つ、もう名前が出てるのが3つ、だそうで。えーと、これからの映画ってゼブラーマンとドラッグストアガールと69でいいんだっけ?(クドカンファンのMさん、もしこちらにお越しになったらフォローよろしく♪)
阿部さんはと振られるサダヲちゃん。「そーいうのはふつー最後にやるもんじゃないんですか」とケンカ越し(笑)。確かにね、ぶいっこのトークでさえお仕事告知はいい加減ネタが続かなくなった頃合だわね。ドラマ関係の時「だけ」言いたくて仕方なくて計れもしないタイミングを計ってる岡田さんという人もいますけどね。言っちゃいけないタイミングでもバラしちゃったりしますけどね。と、脱線してる場合じゃなくて、映画は「下妻物語」というのに・・・深田恭子さんとそれから土屋アンナさんが出てますってことで土屋さん話をこそこそと(ほんとにこそこそでよく聞こえなかった)。いや私は彼女の名前しか知らないのでよーわからんのですが、結構キてるキャラなんですか?(違ったらすみません)
「あとはー、宮藤さんのまだ言っちゃいけない2本に出してもらうつもりです。」まだ決まってないから入れるかなーと思ってみたいなことを言ってたかな。
「それから哀川翔さんの映画にも出してもらうつもりです」ここで翔さんが「ヤクザ球団VSテキヤ球団」を本気で映画化したいと言ってる話に。あれ映画化するからって言われたとサダヲちゃん。俺も書けって言われたとクドカン。でもヤクザとテキヤって実際のとこ似てませんかねえと言ったら違うからいいんだよ(モノマネで)と言われたとのこと。翔さんの中では確固とした違いがあるみたいなんですよねーとか、なにげにモノマネ混じりで語りあう二人。
井原さんに舞台の話はいいの?と振られるサダヲちゃん。新感線公演「レッツゴー!忍法帖」は本日は休演日。九州から始まって大阪、で先週から東京公演と。「実は阿部さんと会うの今年初めてなんですよー」とクドカンさん。いきなり舞台上で「明けましておめでとうございます」「今年もよろしくお願いします」とぺこぺこあいさつしあったり、ほんとトボケてますなー。

そろそろ質疑応答に入りますかと井原さん。「映画に関係のあることに」と念を押したりして、この前のってそんなにクレーム多かったんかねえ。
ところが最初の方の質問は「宮藤さんはいつも素敵な帽子をかぶってますが、それは自分で買ってるんですか。」てな感じ。いきなりかよーとがっかりする舞台上の人たちったら正直すぎます(笑)。素敵な帽子ってあなたも帽子をかぶってますけどそれは自分もセンスがいいって言いたいんですか?と何故かケンカごしのサダヲちゃん。この後もしばらく客にケンカを売るスタンス。かなり笑えました。
で、帽子はほとんどもらいもの、買うとしたら吉祥寺〜とか。キャスケット(なのかな)かぶってたサダヲちゃんにも振られたり。人のケンカは買ったりするけど自分に振られるとは思ってなかったらしいサダヲちゃん、え、えと品川とか?あとはパルコ?何かうろたえてました(笑)。

次の人は、アテ書きのコツとか留意点とかそんなことを聞きたかったんですかね。舞台上と質問者の間で意思の疎通が図れてない上にサダヲちゃんが「それは自分も何か書いてるってことですか?書いてるんですねっ?」とよく分からんツッコミを入れたりするもんだからかなり混乱(苦笑)
まあそんなやりとりはともかく、「僕はあまりテレビを見ないので、どういう人ってよく聞きます」とクドカンさん。例えば松岡くんは、ハードルが高ければ高いほど燃えるタイプだと聞いたので、じゃあしゃべれない役にしちゃおう、顔だけで演技してもらおうってことにしたとか。うかつにもマンハッタン話が出るとは思ってなかったので妙に嬉しかったのよん。マボよかったねえ。

無難そうなところでーと男性をあてたサダヲちゃん。ところが「自販機に蹴りいれてるとこやってみて下さい」てなお願いだったり(苦笑)。「あなたが自動販売機の役やってくれるならね」とまたケンカ腰のサダヲちゃん。って質問者はほんとに舞台上がってきちゃったりして。「お名前は?」と聞いてとりあえず握手、「本日はありがとうございましたっ」と無理やり帰そうとするも失敗(笑)。結局ほんとに蹴り入れてました。いやいや、今やってる忍法帖、サダヲちゃんの動きのキレがすんばらしーと聞いてて楽しみにしとるんですけど、ほんとすばらしー♪うっかり椅子も蹴り倒しちゃったりそれがスクリーン直撃したりでちょっとうろたえてるサダヲちゃんも可愛らしゅうございました。

木更津で好きな場所ありますかーの質問の時だったか、その辺もう記憶が混濁してるんですが、木更津の話など。
キャッツアイって当初は木更津じゃなかったって知ってる?と井原さん(だっけかな)。知らない訳ないじゃん(ヤな客)。
クドカン「最初は松戸にしたかったんですよねー。阿部さんの出身地だから。」なんだけど、皆さん既にご存知の事情で松戸ロケは到底不可能であることが判明、代案として木更津が浮上とな。
クドカン「どうしても松戸にしたかった訳でもなくて、単に阿部さんのお友達が面白かっただけなんですよね。」そんなに好きか、阿部サダヲ(笑)。
で、この流れだったか、クドカンさんが今度千葉イメージアップ大賞ってのもらっちゃうんですよという話に。千葉に住んでるわけでもないし、特にゆかりのある訳でもないのにねと言うと、実は狙ってたのにと悔しがってみせるサダヲちゃん。コンビネーションばっちりです。
話戻って、木更津で好きな場所。特にどこって言ったか言わなかったかは忘れたんですが、なぜかわくわく市場の話に。何げにみんなふつーにおみやげ買いに行ったりしてるんですよねとな。薬師丸さんもお気に入りらしい(笑)。問答無用でサイン書かされたとかね。このあたりの様子は事前特番に映されてたやつですね。アニつかまえて「あらいい男じゃない?」とかおばちゃんた言うてたあれですな。

木更津ロケの話の中では、駅前で演歌のイベントをやっているのをロケの為に中断してもらったとか。駅前で猫やんのシーンってことは猫の恩返しのあたりだったのかね(言ってたっけ?)。ただ、その演歌歌手の人が「これから木更津キッズの撮影が入ります」とおっしゃったらしく。キッズって・・・(笑)。サダヲちゃんのシーンなだけに笑えます。

ついでに猫やん話など。当初設定では猫田はルパンの銭形みたいな位置づけだったそうで。キャッツに振り回されるという意味ではそうかもしれないわね。ところが猫田は刑事どころかよっぽど犯罪者になっちゃって。
「だいたいオジーが死んだ原因作った男ですからね」とサダヲちゃん。「トルエン売ってたんですもんね。」
「それが、映画になったら当然のように韓国パブの店長やってて、また野球の監督やってて・・・ありえないですよね。」そーなのよ。でもそれがキャッツの良いとこなのよね。山口先輩と猫やんのコンビ無くしてキャッツは語れませんて。

もうちょっと前だったような気もしますが、猫田の何顔だよってとこ。で、何顔なんですか?(笑)
脚本には面白い顔としか書いてなくて、まーその都度、その瞬間に面白いと思う顔をしてただけで、たまたまその一つが採用されたってことだそうで。で、アニが「何顔だよ!?」とアドリブ入れたんだそうな。

えーと、あとは何だっけかなー。キャスティングの話などしてくれましたな。面白かったけど、金子×磯山トークショーの時とほぼ同じ話なので割愛。クドカンが語ってるって違い以外は同じなもので。当たり前か。齟齬があってどうする。
で、井原さんが助け舟。「ちなみにモー子のお父さんとマンハッタンの船越はどっちが先なの?」・・・宣伝マン、各キャッツファンサイトもチェックしまくってるんですか?
クドカンさん、「えーと、木更津が先でしょう」(そりゃそうだろう) で、あの演技だったもんで、磯山さんが今度また船越さんにお願いしようと思うんだけどという話をされたとき、いいんじゃない?と。劇中劇とかあるからそれに船越役で出てもらってーと決まったらしい。

続編話には一番前向きかもしれないクドカン。書けると思いますよーってそんなあっさり・・・。このまま、余韻を残したまま置いといて欲しいんだけどなあ。でもお話自体は知りたーい。脚本だけ出版してくんないかな。なんて、「どんなに素晴らしい脚本でも上演されなければ何の意味もない」ってこの前どっかで読んだような気が。

あー、どんどん尻つぼみなレポになってしまって申し訳ないっす。あーそだ、最初の方の話ですが、客席に手作りキャッツユニフォームで来られた方がいらして、上はユニ、下はミニスカート(だったのかな?)てな格好だったらしく、それを目を細めんばかりにうれーしそーに眺めてた二人がおやぢでよろしかったです。

12月26日(金) リピーターズナイト in KISARAZU @ 木更津富士館 

整理券うっかり大阪舞台あいさつのチケット取れちゃったのはいいけど、どう頑張っても仕事の都合がつかない。泣く泣く諦めたところでふってわいたのが↓のトークショーと、このリピーターズナイト。これに行かなくてどうするーっ!同じアホなら踊らにゃソンソン。つことで必要以上に頑張っちゃいました。その阿呆さ加減がこのチケット。NO.1ってどんだけバカだよ。電話申し込み時、耳を疑いましたよ。さすがにこの番号持ってて行けないなんて言える訳が無い。猫目堂様、まさか火曜がお休みだなんて気付かず、申し込みの際には大変ご迷惑をおかけしました。ものすごく親切な対応に、何が何でも行かなくちゃと思いました。

さて、そんなこんなで今年何度めかの木更津。まずは11時〜4時の間にバーバータブチで受付とな。いつも通り車で行こうかとも思ったのですが、今回は一人だし(駅まで歩いている途中にMさんから連絡もらいました♪)、この頃まわりで階段から落ちて骨折だの普段やりもしねえ料理をしてて指そいだの自爆な人たちがあまりに多くて気になったので、初めて電車で行くことに。これが後で大きな(?)問題となるとは・・・。
で、受付。整理番号の入ったチケットとアンケートをセットで渡されます。アンケート内容は、どこから来たのか、映画は何回目か、木更津は何回目か、一番好きなキャラは?、スタッフに一言、だったかな。何回目質問にとっさに答えられない。映画見るために木更津来たのだってこれで3回目だもの。とりあえずまだ両手で足りることにホッとするやら。
ちなみに私が受付をお願いしようと思ったとき、奥から出てきたスタッフの方が「遅れるって人結構いるねえ」と話されてまして。お店出たところでご一緒させてもらうMさんから「4時には間に合いそうに無いので猫目堂に連絡して直接富士館に向います」とメールが来ました。今の電話って・・・(笑)。ごめん、バラしちゃった。

開場1時間前くらいに行けばいいかなーとフラフラしてたところに電話が。発信者「バーバータブチ」って申し込みするために携帯登録したからなんだけど、なんかしやわせ〜♪(バカ)内容はと言えば、開演時間が遅れますとのこと。どうもチケットの表記を1時間間違えたらしい。全然気付いてませんでした。登録された電話番号に片っ端から電話されてるんですかね。た、大変だあ。その後、富士館に行って、無事到着されたMさんともお会いして、開場を待ってたらまた別の番号からご連絡をいただいてしまいました。こういうあり得ないミスが発覚すると(しかも取り返しのつかないタイミングで)、ほんと動転しちゃいますよねえ。スタッフの皆さまご苦労様でした。富士館には電車が無くなるので不参加の方はキャンセル受け付けますなどと貼り紙がされてましたが、ここまで来て帰れる訳がないっての。私はまあ最終電車が9時50分なので予定通り行けば間に合うかなーと。こんな日に限って車じゃないなんて。まー都内にたどり着きさえすれば何とかなるでしょう。

客層はやっぱり学生さん中心って感じで若い!で、断然女の子のが多い。我々も時々ビデオ大会〜とかやってますが、こういうノリは女の子のが好きかもね。
鳴り物光り物は禁止だけどコスプレはOK、むしろ推奨と書かれていたからにはやっぱり何かしなくちゃかしら(笑)。しかしながら実際のとこ私が持ってるのはパーソナライズTシャツ(裏背番号のやつね)1枚きり。こ、これかあ!? でもよりによって真冬の木更津で半袖着る根性は無いし・・・と思ったところにそう言えば最近バーゲンで買ったばかりのオレンジのシャツが♪ ちょっとアンダーシャツっぽいし、これで重ね着すればOKじゃーん。蓋をあけてみたら皆さんナビゲーションパーカーくらいの控え目な格好の方が多くて(チームでお手製ユニフォーム作られてる方もいらっしゃいましたが)、私とお揃いの方はいらっしゃらなかったかな。777のアニは見かけたけど。ちなみに同行いただいたMさんはぶっさんトレーナーだったのですが、お互いに自分の格好の方が恥かしいと思ってるあたりが笑えました。だったらやるなよって話だよね。ほんとにいい年こいて私達ったら。

とりあえず映画館入ってダラダラと待ってる間、場内では映画版キャッツのサントラがかかってます。既に歌っちゃってる人たちもいます(笑)。気持ちは大変よく分かります。
突然スクリーンに「ゼブラーマン」の予告編(音声無し)が流れます。おお〜♪とこれで喜べる自分がものすごく不思議(笑)。引き続き、もはや大変見慣れたてぃーぶーえすとじぇいすとーむとあすみっくえーすが・・・ってあれ?このまま始まっちゃうわけ?しかも音無しのまま?あれ?ってほんとに始まっちゃいましたわよ。「カタギに・・・俺の球が・・・打てるかあ・・・」 リピーターズナイトって実は皆でアフレコ大会だったんですかね?いやも全然OKよ、かかって来なさいってやる気満々の私達。すぐに映像切られましたけどね。確かもう1回くらい何かハプニングがありませんでしたっけ?2階の映写室から煙出てんじゃないかって(ドラマ時の映画館はここではありませんが)、後ろを振り向いてしまいましたよ。

ステージに一人上がって前説(?)というかごあいさつをされるのは、今回の首謀者、猫目堂本舗の越後さん。今回の企画を実施するに到った経緯などを手短かに説明。あと、本日の時間の不手際のお詫びにアンケート回答者対象の抽選会はハズレ無し!との太っ腹発言も。(このごあいさつの前にも一度ステージに上がられた越後さんですが、どこでどっちの発言かは忘れました) で、盛り上がるための作戦会議、というかお約束をいくつか確認。盛り上がるところ、聞くべきところは分かるよね?ってな感じ。15分を説明の時間に充ててたのに3分で終ってしまってあせる主催。「もたねーよっ!しばしご歓談!」、というのはMさんと私のアテレコ(笑)。

で、しばしご歓談かと油断させておいて、全員揃ったから始めちゃおうっとスタッフの声が。いや確かに全員揃ったかもしれんけど会場内にはいるけど今席を立っちゃったMさんが・・・うああ。とにかく早く始めなきゃというスタッフの皆様の気持ちも分かるだけにぴーんち! 何とか本編始まる前に戻って来られましたけどね。

なーんて、前置きがすんげえ長くなりましたが、本編ね。のっけから一緒にセリフ叫ぼうが、ツボどころでフライング笑いしようが、拍手しようが、うっかり(?)叫ぼうが、全てOK。楽しすぎ。30年後のキャッツもね、↓のトークショー以来だったもんで、いちいちおかしくて。岩松さんはレオタード自分じゃなくてよかったーとか思いながら一緒に走ってたのかしらーとか、いっけいさんがこの「ぶ、ぶっさん(手振り付き)」をどれだけ練習したんだろうとか。
セリフと言えば、おかしかったのが山口先輩&猫田&韓国パブのシーン。どーしてみんな揃いも揃って猫田をやりたがる?そんなに山口先輩に突っ込まれてにゃーとか言いたいか。
あと、ぶっさんとユッケ@映画館のシーンね。何せその現場で見てるもんですから、皆画面見つつ席チェックするする(笑)。我々も始まる前にあの辺ですかねーとか言い合ってたんですけどね。

最初のというか実は5人揃っての円陣はここだけなのよね、ここで皆さん総立ち。ここはねー、まー私だけの感傷なんですが、私的には一番の泣き所なのでほんとはじっと見てたいところなのよねー。でも一緒に円陣組みたい気持ちも分かるから全然OKなんですけどもね。まあそれはともかくさすが皆さん分かってらっしゃる。騒ぐべきところは騒ぐし、ここは見なくちゃというところはきちんと見てて、そのツーカー具合がとても気持ち良い。

そんなもともとツーカーな人たちですから後半、FUJIみロックからはすごかったっすねー。氣志團コールももちろんやったさ。自分達も観客になったつもりってか(くそーほんとになりたかったんだよう)。円陣はあんまりやりたくなかったけど、ご唱和くださいのキャッツニャーはもちろんご一緒に♪これこれこれをやりたかったのよう〜。あー書き忘れましたが、朝○新聞と地元タウン誌フォルサの取材が入ってたんですが、観客が盛り上がるとフラッシュ焚かれる焚かれる。

で、観客になりきって木更津キャッツアイのテーマを熱唱(笑)してたらゴミンゴ登場と。船越パパ登場のシーンには、拍手! そらもう拍手しかありませんわな。

エンディングのやっさいもっさいは、それはそれは楽しかったです。それまでのやっさいもっさいシーンも漏れなくやってたんですけどもね。ミー子並に動きがぎごちなかったり、いかだの上の倍速やっさいもっさいについてけなかったり、逆にゴミンゴのやっさいもっさいのスローさにかえってびっくりしたり、最後のキャッツのスペシャルバージョンはついてけるかーそんなもんっ(笑)。
そして、「しーあーわーせーだーっ」 そりゃも、心の底から叫びましたとも。こんな素敵な場をありがとう!

主催の皆さまは、次なるリピーターズナイトもまた計画中のようです。今度はやっさいもっさいとペアですかね。来年こそは行ってみたいなあ。
いやもうリピーターズナイト、ほんとにバカバカしくて楽しくてたまんないイベントでございました。参加させてもらえて幸せです。企画運営をしてくださった皆様、ありがとうございました。

ちなみに、抽選会ですが、私はヤクザ球団VSテキヤ球団のポスターをいただきました。うへへえ♪(ってここで喜んじゃうところがほんと信じられないよ、自分でも) ぺろろんに報告したら、岡田くんのポスターも貼ってないのにいきなり哀川翔が貼られてたら笑える〜と言われました。やったろうじゃん。

12月19日(金) 磯山P×金子監督トークショー@シネマライズ(19:00の回終了後)

映画終了後、ステージ上に椅子が3脚用意される。そりゃー二人だけでほっとかれちゃ困るよね。進行役がいるよね。しばらくして、舞台下手側の出入り口に、見覚えのある人たちが。先頭は、どこかで見たことがあると思ったらアスミックエース宣伝担当の井原さんでした。キャッツ公式サイトのインタビューに載ってらっしゃいましたね。で、井原さんの後をついてそのまま舞台に上がろうとした磯P&金子監督、早すぎ、まだ呼んでないからと叱られる(笑)。でもここまで来たら上がっちゃえばいいのにうわーてな感じで裾に戻っちゃう二人。改めて仕切りなおしの井原さんがではどうぞって言っても今度は、え?いいの?今度はいいの?ってウロウロしてる二人がもーやたら可愛くて。のっけからこの人たち見に来れて良かったあと思ってしまいました。

さてと、同行の方にメモ取るのって苦手なんですよねーとか言って偉そうにしてましたが、見事に順番忘れました。とりあえずてきとーにいきます。
確か最初は、映画化に到るまでの経緯を磯Pが説明。基本的には今まであちこちで語られてる話のおさらいかな。で、当初はクドカンに監督をという声が高い中、金子さんはキャッツを撮るのは俺しかないと心の中で叫びつつ、何も言ってくれない隣の席の磯Pにやきもきしてたと。それとなく聞いても全部はぐらかされちゃうと。磯Pの金子さんへの態度って可愛い後輩をおもしろそーにいたぶってる感じで何かよいなーと思うのは私だけでしょうか。

で、ようやく2月〜6月くらいで撮ってという話になりつつあるところで、先に決まっちゃったIWGP。ここでいきなりキャッツも出しちゃえってことになったのだけど、この時点ではまだ(クドカンも忙しくて)キャッツのシナリオは出来ていなかった。メモリアルブック(だったっけ?)でも言われてましたが、シナリオは静かなところで一気に読みたいと思ってる金子くん(既にくん付けかよ)に、磯Pは小ネタを披露したくてしたくてたまらない。中尾さんとかダイアンレインとか話したいのに耳ふさいじゃうんですよー。ってほんとに微笑ましい。
あと、これは他の場面での話でしたが、ここで久しぶりに集結したキャッツがほんとにテンション高くて、自分はもうそれだけで涙が出たって金子さん。あれを見た私も同じ気持ちだったわよ〜。そうそう、IWGPのスタッフにキャッツってうるさいですねーと感心(?)されたとか。そんな変わらずのキャッツメンを「どうだ!」という思いで誇らしげに見てた金子さんの図ってのがもう嬉しいですねえ。
あと、興行成績とか発表してたけど、こういうのはメモとらんとダメやね。既に自信無しなので割愛。※お助け報告もらいました。18日現在で観客動員80万人、興行収入10億突破とのこと。これから冬休みに入りますので皆さん動員100万人を目指してまた見てくださいねーと井原さん。さすが宣伝マン。
あと、今日初めて見た人?と会場に問うと、意外に上がった手が多かったらしい。前10列くらいは気合の入った人たちでしょうから(笑)、私の席からは見られなかったんだけどな。逆に複数回見てくれてる人?えーと私とっさに数えられません。ちなみに会場には14回という人がいらっしゃいました。す、すげえ(羨ましい)。

他にもあったような気がしなくもなくだが、観客からの質問コーナーへ。うおー、直接あの二人に質問が出来ちゃうんだぜ、こんな機会絶対無いよ、えーと何聞こう、どーせなら今まで出てない話になるやつがいいよなと猛回転したり。
最初の人はチラシとかコピーについての質問だったかな。
これは、私が回答するものですかねと井原さん(笑)。映画のテーマはと磯Pに聞くと、「夏の思い出」(でしたっけ?)という答えが返ってきたんだと。ドラマの時に比べて、ぶっさんの来るべき死を完全に受け止めて開き直ったキャッツの明るさ、ひと夏の楽しかった思い出、でもどこか切ない、確かにそれはぶっさんが「いた」夏だったんだなーとそんな感じを作りたかったとか。

次の質問は金子監督へ。編集や音楽の入れ方などの苦労話が聞きたいとか。
まずは、コンテの切り方から。と言っても、ここは5人、とか、誰のアップとか、おおまかなとこだけ決めてカメラにお願いって感じらしい。 ドラマ時はとにかく規定の尺に納めなきゃならないのが一番大変だったと金子さん。だいたい10分は余っちゃう。1話の時は15分だったと。シーンが多いんだからまるまる削れば簡単と思いきや、クドカンの脚本はシーンもセリフも緻密に出来てるから切っていいセリフなんか全然ない。なのでセリフの合間をつめるしかないのだけど、そもそもみちみちにセリフも入ってるし、そのテンポも損ねたくないし、なので動いてるところを早回しにしたりとか、で、結果的にはテンポも良くなって良かったんじゃないかと。1話の時は絶対シーン削らずに収めてやると思ってたと金子監督。
そういう時、プロデューサーはどんな役割なんですかと聞かれた磯P、「何もしませんね、おまかせ」(笑)。宮藤くんの回だけは、ここ切った方がいいんじゃないと、口を出したとか。
音楽については、志田さんという天才がいらっしゃるので、と誉めまくりの磯P。でも一度ダメ出しをした事があるとか。美礼先生とジョージの思い出のシーンのバックは当初「MOONLIGHT LOVERS」だったらしい。「そんな切ないシーンじゃないし」まったくだ。

「ドラマ7話でモー子がAVを撮られそうになるシーンに『ピンポン』の曽利監督が出られてましたよね?」という質問に、実はあれは金子さんがやるはずだったという裏話に。「初めてらしいんすよ」ってやつですね。金子さんがやるはずだったのだけど、当日彼はすごい熱がありまして、でもやんなきゃ〜とフラフラしながらうわごとのように言ってるんですよと磯P。で、たまたま見に来てた曽利さんがピンチヒッターに。本人すごい嫌がってましたけどねと磯Pが言えば、いやあれは結構出たかったんですよと金子さん。
私、ここで聞かなきゃいけないことを決めました。しかもこのつながりにしたい。えーと・・・とおそるおそる上げたところで、他の人があてられてしまいました。

「ゴミンゴは金子監督自ら演技されたんですよね?」うわー来ちゃったかあという感じに頭を抱える金子監督。まあお話的には袋とじ部分(でしたっけ?)で語られてるような話でしたね。最初っから大好きだったのだけど(あんな大ムダをやっちゃうキャッツが好きなのよう)、あの動きが金子さんだと思うとますますおかしくて毎回楽しくて楽しくて。で、私の聞きたいことはまだこのつながりでいける。次こそトライだ。

てことで、勢いいいですねと井原さんにあてていただいたのは私です(照)。
今回のキャストで、船越さんがあんな形で出てるとか、30年後のキャッツとか、嬉しすぎなゲストのキャストを決めてく過程を聞かせてください。・・・なんて要領よくしゃべれなかったんですけど。中尾さんが出てこず何度も中井さんって言っちゃったし(大恥)
さっき、2月に中尾ネタを披露しようとする磯Pがいたとかって話が出ましたけど、それはもちろん「ネタ」でしか無かったと。おいおい〜(爆笑)。実際にオファーしたのはかなり後で4月くらいにようやくだったとか。
今回の映画でやろうと言ってたことは「木更津を出る」ことと、「ぶっさんが恋をする」ことの2つ。と磯P。で、ぶっさんの恋の相手は、前回がYOUさんだったし、今回は23、4の年頃の可愛い女の子、でも、ちょっと普通と違う人がいいよねってことで、ユンソナさんに。これは役から先に決まったパターン。
逆にウッチャンは、その前の夏のドラマ(って言い方をする磯Pがいいなーと。ここに来るくらいの人ならみんな知ってるって。)に出てもらった内村さんが出てもいいよって言ってくれて、そのときはまだどんな役にするかも全然決まってなかったんだけど、とりあえず宮藤くんに内村さん出てくれるってって言ったら、あんな役になってたと。
船越さん、というか、モー子パパは当初、清水章吾さん(アイ○ルのCMのお父さんですね)を考えていたんですって。で、うわーどっから船越さんが出てきたのか忘れたー(どなたかフォローをお願い)。船越さんは、オカリナの指使いもちゃんと練習してきてくれて(映画で使ってる音はもちろん別撮りですが)、当日監督がゆっくりのバージョンでいきましょうと言ったら(速度3パターンのサンプルを渡してたんだと)よかったあとホッとされてたとか。場面をよく理解されてて、手を振ってくださいと言ったら、「ああ、あちらに向って振ればいいんですね」とツーカーだったとか。あの手の振り方好きなのよねー。他にも候補の方はあったそうなんですが、結果として、船越さんが一番良かったよねと金子さん。逆に今度はマンハッタンの船越が決まったタイミングを聞きたくなってしまいましたよ。
30年後のキャッツで一番決まらなかったのはうっちーだったんですって。マスター山崎哲さんは一番最初に決まってて、で、岩松了さんにほんとはうっちーをやってもらおうと思ったのだけど、「レオタードは絶対にイヤだ」と拒否されたと(笑)。でも岩松さんは話も分かってるから、あそこのうっちーはレオタードでなきゃダメだって(演出家の立場で)おっしゃるんですよねと磯P。でも自分はイヤだけどねと付け足すと。まあそうは言ってもここまで来たら(謎)何かはやってもらおうということで、アニになったんですって。「全然似てないのに」と磯Pが言うのに加えて「背縮んじゃったんだよね」とおかしそーに言う金子さん。
さて残るはうっちー。松崎しげるさんという案もあったんだけどねと爆弾発言(笑)な磯P。ウンナンのバラエティに出てくれた時に、すっごいいい人だったので、ってそんな理由かいっ!?すっかり暗唱に乗り上げたところで、衣装さんが、いっけいさんでいいじゃないですかと一言。目からウロコが落ちる思いだったと磯P。そんな盲点だったんだ。で、おそるおそるレオタードの話をしたら、あっさりいいですよって言われて拍子抜けだったとか。しかもいっけいさんすごい真面目で待ちの間もずっとうっちーの仕草とか何度も何度もやってみてたんですって。「ぶっさん・・」の言い方とか、すごい研究してたって。
ああそだそだ、中尾バンビも他に候補があったんだけど、最終的には木更津出身ということで中尾さんになったらしい。こ、これも今思い出せないのでよろしく〜(汗)。 ※これも報告もらいました。そうでした。あおい輝彦さん!ジャニーズつながりってアニのガンダム以上に若い子に分からない話だと思うわよね。で、磯P的にはこの配役がすごいヒットだったんですけどねーと。クドカンも磯Pも面白いことを思いついたときの感じが似てて面白いなー。こんな面白いこと思いついちゃったと思ったら嬉しくてしょうがないんだろうね。

質問はあと2問、ということで、一つはキャッツもバンドとしてMステとかに出てくれるような宣伝活動を希望〜てなことで、舞台あいさつ時の話など。井原さんによると、初回は何か特別なことをしようねと言うことで、「赤い橋の伝説」をやることになったのだけど、ぶっさんたちがもう1曲と言い出して・・・という感じだったそうで。いいにゃあ。やっぱりDVD特典化希望〜。

最後の質問。「続編はどうなんでしょう?」うわーナイス判断。最後にふさわしい質問だわ〜。
磯P:アスミックエースさんはやりたいとおっしゃるでしょうし、TBSエンタテイメントもやりたいと言うと思うんですよね。でも・・・
スタッフもキャストも、これだけキャッツを愛してる皆が納得できるものでなければ出来ないと。例えば今回宮古島に行っちゃったけど、次回はそうすると海外って話になっちゃう。それってすごく寒いじゃないですか。だいたい、今回もう最後だから全部出し切っちゃうからゴミンゴも出したのに(笑)。
金子監督:ただ続編というのではなくて、確実に前回を上回るものでないと自分達が納得できない。ただある程度面白ければいいやで作ってしまった作品は絶対に表に出せないものになってしまう。
なんてことをもう言葉としてはちゃんと思い出せないんですが、語られておりました。当たり前だけど、キャッツを作る人たちが皆こんな思いを持っててくれてることが一番嬉しかったよう。
で、そもそもワールドシリーズってぶっさんが言いだしたんだよねと金子さん。ええっそうなの?「彼は一生ぶっさんやってたい人だから」(磯P) 「死んじゃってるのにね」(金子さん)困ったお子じゃのう。

「でももし万が一再映画化ということになったらスタッフはまた同じメンバーでやるんですよね」と井原さん。「それはもちろんそうでないと」と磯P。金子さんもIWGPの時のキャッツの円陣はIWGPのカメラマンが撮ったのだけど、あんな形が決まってるものなのにも関わらず、その後、山中さん撮影の映画版を見たら、もう全然違うもので。カメラマンの個性って出るもんなんだなーと思ったと。キャッツは山中さんのカメラじゃないと撮れない、ということで、途中でチラッと紹介されたけど、端っこの方で見ていた山中カメラマンを無理やり舞台にあげる磯Pと金子さん。この恥かしさを体験するといいんだと金子監督。
映画で一番印象深いことは?との質問に、宮古島初日の晩にぶっさんたちに金子さんと二人呼び出されて吊るし上げられたこととのお答え。「二人とも変わってしまった。俺らと映画とどっちを撮るんですか。」と詰め寄るキャスト(小僧ども)ってどんな図だよ。次の日には俺らは変わってないってことを納得してもらったけどねと山中さん。
そんな山中さんに怒られた磯P。メモリアルブックにもありましたね。「映画を撮るってことが分かってねえ」って怒られたってやつですね。「飲むと気が大きくなるんだよ」だそうで。人身御供が増えた途端急に元気になる磯Pと金子さん。何だかそれこそ居酒屋でだべってるノリだわよ。そう言えば、どこのタイミングだっけか、俺らどうしてこんなとこに座ってるんだろうね。ただのサラリーマンなのにね。しかもどっちかっつと肩身狭ーくしてる類なのに、とステージ上でぼやく二人がいましたっけね。

そんなこんなで正味50分くらい? こんな人たちに作られたキャッツというのを実感できて、とても嬉しい時間でございました。幸せだあ。

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