木更津キャッツアイ煩悩記録
毎日毎日キャッツのことを考えて暮らした3ヶ月間。ほんとに楽しかった。ありがとう!
CAST:ぶっさん…岡田准一、バンビ…桜井翔、 うっちー…岡田義徳、 マスター…佐藤隆太、 アニ…塚本高史、モー子…酒井若菜 STAFF:脚本…宮藤官九郎、 プロデューサー…磯山晶、 演出…金子文紀、片山修、
宮藤官九郎、音楽プロデューサー…志田博英、 |
1月18日(金) 1回! さてさて、待ちに待った岡田さん主演ドラマ「木更津キャッツアイ」ですぜ。 このドラマ、何がいいって、5人が全然良い子じゃなくて、でも不良ってほどでもなくて、ダラダラ日々をすごしているだけの子達ってなとこ。皆ただのお人よしなおバカさんみたい。お父さんが息子を君付けで呼ぶのはちょっと意外。これも何か言われがあるのかねえ。バンビのママがフトシくんって言うのは分かる気がするけどね。ちなみに「モノマネ教室」はアドリブなのかと思ったけど(准ちゃんの反応を楽しみにしてたみたいな感じだったので)、後で直前の番宣見たら小日向さんの紹介のとこで言ってたから、ちゃんと設定であったようで。 まだ、キャッツの他の子のこととか、准ちゃんのこの表情がよかったのーとか言いたいことはたくさんあるけど、とりあえず、1回めはこれにて。来週までに一体何回見ることになるんだろう。(2002/01/19up) |
1月25日(金) 2回!
今回は、山口先輩の無くなったピストルを探せの巻。相変わらず、鍵を握るのはウッチーということで。ウッチーおいしいなあ。 |
2月1日(金) 3回!
アニの借金大作戦(謎)の巻。 |
2月8日(金) 4回! この回放映時、どーも体調が悪くて感想書きそびれてたんですが、キャッツが終ってからこの方、実は一番回数見たのはこの回に違いない。ロケの都合上とは言え、右向けばお天気が変わってたり、どー考えてもその道とその道はつながらんだろうというような位置関係とか、結構雑な作りが今になってみると面白かったり。何せゲストのケイちゃん含め、皆とーぼけてて何度見ても同じとこで笑い、同じとこでハラハラ(?)する回。やっさいもっさい〜♪も鉄腕DASH以来おなじみだし。(木更津ケーブルテレビのTOKIQは皆さんお元気なのかしら。チビッコ松岡なんてもう小学校高学年くらい?) オジーのマクベス長台詞。これは、時事ネタ(笑)。同時期に古田さん舞台でマクベスやってたからね。この場面を見ると舞台の尾瀬の幕兵衛も引き続き思い出せる、芝居ファンにはかなりたまらんとこです。で、おっぱい♪だもんな。 うっちーとミー子が付き合ってます宣言してみたり、モー子の目がよーやくバンビの方に向きかけたり、美礼先生はとりあえず落ちるとこまで落ちてみたり、ターニングポイント一歩手前、嵐の前の静けさ、だけど、色々動き始めてる回ですな。 むー、今更感想書こうと思うと難しいねえ。この回だけ欠番なのもヤだなと思ったんですが、書かない方がよかったかも。(6/9UP) |
2月15日(金) 5回!
あっという間に折り返しの回。話もどんどん訳わかんなくなってますぜ。 |
2月22日(金) 6回!
その昔、と言っても10年は昔じゃない昔、とある地方都市におはようおじさんと呼ばれるじいさんがいた。おはようおじさんは毎日地元の百貨店を上から下まで回ることを日課としていた。なんでおはようおじさんかというと、彼に会ったら絶対におはようございますと挨拶をしないと機嫌が悪くなり、怒鳴りだしたり大変なことになるからだ。こっちが他のお客さんの相手してようがお構いなし。挨拶さえすれば機嫌よく去ってくれるんだけどね。 なーんてことを考えつつ挑んだ6回。(前置き長っ)先週からのサスペンスなノリ。私ね、ギリギリまでオジーが死ぬことは無いと思ってました。公式サイトの古田さんのインタビューでもう回想シーンにしか出ないと本人に言われてもまだ、オジーほんとは死んだのかもしれないけど行方不明になるくらいにしてくんないかなと思ってた。オジーの死はぶっさんにとって重要な契機になるんだけどね。ちなみにオジーの死体を見つけたみんながびしょぬれだったのは何故なんでしょう。帽子はもっと前に拾ってなきゃだし、なんかシーンがカットされたんですかねえ。 |
3月1日(金) 7回! なーんかバカバカしくてずーっと笑っちゃった7回。好きだなあ。いつもの回だとバカばっかりやっててもどこかホロっとさせられたりってことがあったのだけど、今回はひたすらバカに徹してて、ある意味潔いかも。 予告時点から楽しみでしょうがなかったぶっさんとモー子のラブシーン(謎)。最後にヤったのが高3って要は卒業した後は女の子との接点無かったっちゅうことやね。毎日毎日キャッツ(−バンビ)でダラダラ日を過ごしてたんすかね。って余計なお世話。だいたいマスターはいつから居酒屋のマスターになったんでしょかね。未成年の内は無理だろて。どんどん話がずれていくな。ま、ケダモノ親子ってことで。 で、氣志團。キャッツアイ始まる前からゲストとして出るという話があり、えーあのキワモノっぽいバンドでしょー?ゲストとかってヤダなあと思ってたのだけど、今までのゲストの絡み方を見てたら楽しみになってました。よろしくメカドックって去年の夏コンでイノも言ってなかったけ。ぺろろんとヤツはいくつだって話をしたような記憶が。メカドックといい、そもそもの楽曲と言い、懐かしい雰囲気のバンドですな。だいたい美礼先生がかばんにつけてたバッチ自体、BOOWYのパクリやん。これからもSEX、DRAG、やっさいもっさいで頑張ってくり。ちなみにローズは何で自分の息子が甘えんぼハウスにいることを知らなかったんでしょ。産んだハナから敏腕(?)マネージャーに持ってかれちゃったのかしらん。 ゲストと言えば加藤鷹。流石にアタクシご本人ご出演のビデオは見たことありませんが、名前は知ってる。10年くらい前、別冊宝島でインタビューに答えていらしたのだけど、その受け答えが至極まっとうで、ほえ〜と思った記憶がある。未だ現役なんですねー。 今回お話がむちゃくちゃなので、どうもまとまらない。(いつもだって) ローズ姉さんと何だかうまくいっちゃった公助パパ。息子がいなくなっても寂しくなくてよかったね・・・と言うか、余命いくばくも無い(はず)の息子がいるというのに、息子そっちのけかい。まったくとぼけたドラマだよなあ。(2002/03/05up) |
3月8日(金) 8回!
もうあと残すところ2回しかないキャッツ。ぶっさんがガンを宣告されてから3ヶ月の回。 木曜に届いたうっちーからのキャッツメールで、「うっちーのセリフは全て字幕付き」とかあって、まーた何をほざいてやがるんだかと思ってたら、ほんとに字幕だよ〜。いや笑かしていただきました。うっちーのパパが渡辺いっけいちゅうのもかなりツボ。しかもうっちーの下はみんなチビッコ。再婚か?やっぱり謎なうっちー、おいしいねえ。 今回は、本人達も言ってましたがキャッツアイとしては何にも出来なかった回ですが、ぶっさんと岡田がとってもシンクロしてたなあと思ったのだけど。仲間はそれぞれ何かしらの道(ってほどでもないけど)この先も続く道を歩き出し、親まで新たな人生を見つける中、一人自分に残された時間、自分がいなくなった後を思うぶっさんの寂しさがとてもせつなくて、またそういう表情がうまいから岡田さん。「ぶっちゃけたところ俺死んでなんか困ることある?」とオジー像に向かって自問自答するぶっさんの姿は、いつも自分の居場所を考えている岡田に重なる。「木更津はもういいから、誰も知らない土地で死にたい」というのも言いそう。美礼先生に「もう十分生きたから」って言うとこはちょっと泣ける・・・はずなのにその後すぐギャグにもってってくれるからうかつに泣けないのよね。このドラマ。残される父親の為にヘアカットカタログを切り抜きながらぶっさんは何を考えていたのかなあ。(この切り抜き方が必要以上に几帳面でオカダだなあ〜と笑ってしまった) |
3月15日(金) 9回! とうとうの最終回。3ヶ月あっという間だよう。この1週間最終回のことしか考えてなかったよう。直前の磯Pからのキャッツメールに爆笑と号泣の連続とあって、居ても立っても居られない状態。号泣準備万端じゃあっ。 しょっぱなぶっさんの3回忌。ああ、ぶっさんは本当に死んじゃってるのね。アニの髪が黒くなってるし。マスターはそのままだけど。マスターの子供は「こうへい」だし(泣) ところが、このまま泣かせてくれないのがこのドラマ。古典的な落とし穴により「拉致られる」ぶっさん。ちなみに「13日の金曜日」って実は見たことないんですけど、ジェイソンは網で捕獲されたりするんですか?ジェイソンだめ、いらないって言うバンビの言い方が先週の北枕だめってのと同じで結構ツボ。流石に自転車では来ないだろうと思ったけど手漕ぎボートで東京湾横断のうっちーに拍手。またアニの車にあぶれることが後々の伏線になるとこがすげいや。 木更津に戻ってきてからは怒涛の展開。海辺で倒れたっきり動けなくなったぶっさんを抱え起こすのは公助パパ。息子のことをくんづけで呼んでたパパが初めて「公平」と言ったシーンは、今まで友達親子と言えば聞こえはいいけど、何となく親子の区切りをつけちゃうことに自信の無かった公助パパが、父親として息子を見送る決意をしたことの表れのように思われたのだけど、それをぶっさんの「呼び捨て」ってセリフ一つで表現されちゃうんだもんな。すごいよ、この脚本。1話で初めてパパが「公平君」と呼ぶのを見たときからの違和感がすっきりした瞬間でした。 ボロボロの状態で一塁まで走り、そのまま救急車で病院に運び込まれるぶっさん。3ヶ月前の俺も登場。てーことは、1回目に疑問だったのだけどやっぱりまだ3ヶ月しか経ってないのよね。余命半年って言われてて、そりゃあ予定以上に急速に悪くなっちゃうこともあるけど3ヶ月で死んじゃって皆何でとか思わないのか!?と内心思いつつ、でも怒涛の展開に巻き込まれる私。てーか、今にも死にそうな病人の枕元でやっぱりバカなことばっかり言ってるキャッツな人たち&ぶっさんの声にならないツッコミについ笑っちゃって、文字通り泣き笑い状態。そしてやっぱり号泣。 私としては、かなり理想的な終り方だったんですが、皆様はいかがでしたでしょう?皆に見守られて死ぬってのは、このドラマでは絶対無い、いや実際は見守られてたかもしんないけど、その場面は出て来ず、いきなりもう死んだことになってる(それこそ今回の冒頭みたいにね)てな感じがいいなあというのが私の希望でしたの。うっちーの怪しい英語で語られるぶっさんの最期。映画みたいじゃーん。 ということで、とうとう終ってしまいました。3ヶ月間、ほんと楽しかった。岡田がもしかして出ていなかったとしても私はこのドラマが好きだったと思うけど、でも大好きな岡田さんがキャッツの一員でいてくれて本当によかった。今となってはキャッツはこの5人じゃなきゃ考えられない。普段の岡田の立ち居振る舞いを知ってる私達から見ればぶっさんは、だ、大丈夫か岡田?と心配になっちゃうようなぶち切れた役だったけど、そんな役を岡田さんに敢えてあててくれた磯Pとクドカンに感謝。IWGPはいまだにレンタル屋で全話揃ってるの見たことないくらいのドラマですが、キャッツアイも長く語り継がれてくれるといいなあ。あー、「ほんと、よかった」。(2002/3/15UP) |
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